石井町の7小中学校と、板野町の3小学校で先週末土曜授業が始まりました。

昨年度も県議会では土曜授業の実施についての様々な議論がありました。

文部科学省の全国学力テストは小学6年生と中学3年生を対象に行われて
いるテストで、2013年は全校を対象に調査しています。そのランキングで
徳島県は正答率が62.0%(全国平均は62.1%)で全国23位です。

この結果を受けて学力向上を願う保護者の間で授業の実施を求める声が
強まりました。その一方で生徒や教職員の負担が増えるとの意見もあり、
しっかりとその調整を勧めてゆくべきだと思います。

私としては、土曜日は半ドンというのが当たり前の中で育ってきました。
就職してからも土曜日は半日出勤でした。したがって、土曜授業には
賛成です。

しかしながら、再開してみると生徒の欠席が多かったそうです。
これは、部活やスポーツクラブの試合と重なったためだそうですが、今後
調整すべき問題がたくさんあります。

部活、スポーツクラブ活動は大切ですが、全ての生徒を対象にしていません。
やはり体力づくりも含めて学校単位でカリキュラムを充実させて、全ての生徒の
ボトムアップが必要だと思います。

少子化に歯止めがかからない現状を見据え、少数ですが精鋭である子ども達、
グローバルな視野を持ちオールマイティに能力を発揮出来る子ども達を育ててゆく
必要があります。

教職員の負担が増えるのならば、数を増やせば雇用増にもつながるし、今は次代を
になう子ども達が社会に出ても立派に活躍できるように、学力、体力、精神力そして
道徳をしっかりと教える必要があると思います。

「脱ゆとり教育」だと思います。

全ての子ども達が平等に、楽しみながら自然と学力がつくような教育環境になるよう
早急に整備されることを望みます。

2014.06.09 Mon l 未分類 l コメント (2) トラックバック (0) l top