今日は成人の日です。

私が20歳の頃は成人の日は1月15日でした。
1999年(平成11年)までは1月15日でした。それがハッピーマンデー制度導入に伴い、
2000年から1月第2月曜日、つまり、その年の1月8日から14日までのうち月曜日に
該当する日に変更されました。

ハッピーマンデー制度導入前は、成人式を成人の日に開催する自治体が多く、
小松島市でも15日でした。

1日のみの休みでは交通事情等の理由から故郷での成人式への出席が困難な成人
も多かったのですが、、地方などでは帰郷する新成人が参加しやすいように、成人の
日の前日の日曜日に成人式を開催する自治体が増え、小松島市も昨日成人式が開催
されました。

小松島市の今年の新成人は395人です。

新成人を迎えられた皆さま、誠におめでとうございます。大人の仲間入り、歓迎します。

成人式では新成人を代表して、藤田悠椰さんと池渕妃奈乃さんが新成人の主張を披露
されました。

藤田さんは「両親はじめ家族の支えがあって新成人を迎えることが出来た。両親には
たくさん叱られたが、それは愛情があったからで、生きていく上で必要だったと思う。
これからもいろんな壁にぶち当たるが、乗り越えて成長したい。」と力強くスピーチしました。

池渕さんは「自然豊かで人の温かさがあふれる小松島で生まれ多くのかけがえのない仲間
に出会いました。これからはひとりひとりが自分の行動に対し、自分ひとりではなく誰かの
為に生きるという責任を持ち前進する覚悟です。そしてふるさとに対する愛と誇りを持ち、
その思いを後輩達にも伝えてゆきたい。

今は徳島を離れ神戸大学で、将来企業の目線から小松島を支えるために経済学を学び、
知識と実践力を備えたいと思う。

立江中学校を卒業したが、昨年統合され小松島南中学校になりました。今までの人生の中で
いろんな変化があり、それは悲しみや痛みを伴いますが、私たちを前へと進ませてくれました。
これからは変化を受け入れるのではなく、変化を起こしたい。」と抑揚をつけた語りは説得力が
ありました。

二人に共通しているのは、小松島市を愛し、たくさんの仲間と出会い支え合える喜びを知って
いることです。そしていつかはふるさとに帰ってふるさとを元気にしたいという気持ちを持って
います。

少子化によりどんどん子どもの数は減っているけど、郷土を愛し誇りに思うたくましい若者は
増えています。

小松島の未来に光明を見た日になりました。

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2017.01.09 Mon l 未分類 l コメント (0) トラックバック (0) l top