今年のとくしまマラソンも撃沈です。あまりの悔しさに結果報告が遅れました。
26日は気温が低く、寒さに弱い私はポンチョと首巻きが放せませんでした。
10回目の記念大会となる「とくしまマラソン」は過去最多の1万4,294人が
エントリーをしていましたが、実際走ったのは1万2,454人でした。
それでも7時間の制限時間内に1万1,522人が完走しました。
私はネットタイム4時間48分42秒でまたしても宿敵の中山百工に20分の差を
つけられ完敗しました。
いつものように21kmの通過タイムは2時間あまりで、コース内で唯一交差する
折り返し地点付近で、10分前にスタートした女房の背中を見つけロックオン
したのですが、その後失速し、おまけに30km地点でまたもストレッチを受け
たために、結局目標タイムを大きく過ぎてのゴールでした。
やはり30kmからのスタミナがなく、それまではキロ6分以内で快調に走って
いたのが急にペースダウンして、キロ7分30秒でも走れなくなりました。
「誰もが痛みを我慢しながら走っている」と自分に言い聞かせながら一歩ずつ
ゴールを目指しましたが、39kmくらいから足が動かなくなり、ほとんど歩くよう
な速度でしか進めなくなり、足を引きずりながらのゴールとなりました。
「今年で最後にしよう。」「もう無理や。」「来年はエントリーしない。」
35kmを過ぎた頃から考えることは後ろ向きな事ばかりでした。
ゴールをしたあとも「これで、もうしんどい思いをしなくてすむ。」と自虐的発想しか
出来ませんでした。
でもSNS等で励ましてくれたり、沿道で「ファイト~!」と声援してくれた見知らぬ人
達の無償の応援を思い出すたびに、足の痛さや苦しかったことをすっかり忘れて
しまいました。
次こそは・・・!
応援してくださる皆さまの声に笑顔で答えられるような余裕の走りをご覧に入れら
れるよう切磋琢磨して挑みたいと思います。
お寒い中ずっと応援してくださった皆さま、運営ボランティアの皆さま、そして関係者
の皆さまに心からお礼を申し上げます。
徳島の大動脈を通行止めにしたために、付近では大渋滞が発生し、通勤される方や
所用でお出かけになる方達にご迷惑をおかけ致しました。
渋滞にもかかわらず反対側車線の車上の人たちはランナーに笑顔で手を振りながら
声援を送って下さいました。
前回の反省を踏まえた大会運営により、スムーズに会場を離れることも出来ました。
天気が悪かったからか、吉野川北岸での応援が昨年より寂しかったように思います。
県外から多くのランナーに参加を頂きました。
楽しんで頂けましたでしょうか?
ゴール後のランナーの顔には笑顔がありました。
42.195kmは長いけど終わってみれば短いです。その証拠にまた走りたいと思う自分が
います。
1万2千人あまりのランナーの皆さま、また来年お目にかかりましょう!
ありがとうございました。お世話になりました。

