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昨日は徳島新聞が開催している「滴翠クラブ」の9月拡大例会に参加してきました。
「滴翠クラブ」は、激動する内外の諸情勢を的確につかみ、地域社会の発展に
ついて考えていく政治経済懇話会で、政治、経済をはじめ、健康や文化など幅広
い分野から時宜にふさわしい講師を招いて開催しています。

徳島新聞日曜付の1面コラム「成熟社会 どう歩く」を掲載中の哲学者内山節さんが
スピーカーで、「成熟社会を歩く」というテーマでの講演でした。

内山さんは一年の三分の一を東京の事務所で、三分の一を群馬県の上野村で、
残りを講演活動等でいろいろな地域を歩いているそうです。

「上野村」は群馬県の最西南端に位置する、人口約1300人の静かな村です。
面積の96%を占める森は、木々が鬱蒼と茂り、大木も沢山残っており、野生
動物も数多く住む豊かな森です。

林業や農業、観光業が主な産業で、そこでは都会からのIターン者が多く
働いていて、現在人口約18%を占めるIターンの人々は、上野村での生活に夢
を求めて移住を決めた人たちだそうで、都会の豊かさと違う、山村の豊かで幸せ
な生活が、そこにはあります。

海外の人たちから見た日本はまさに上野村のような所だそうです。

日本は謙遜という言葉の下で素晴らしい文化と暮らしがあり、新しいものを受け
入れながら、古いものを受け継いできた長い歴史があります。

外国は変革の時に全て壊してリセットしてきた。経済的で便利さ中心の社会を
創ってきました。しかし、便利になることで大事なものを失ってきました。

20世紀は個人で勝ち抜く時代であったけど、これからは共存する社会で家族が
関わり合う時代です。効率的な景色か幸せな家族の景色、対立する景色の
どちらかの選択を求められる時代になる。経済さえ発展すれば良いという考え方
から、自分の存在する価値を、互いに支え合う地域社会から見いだす地域造りが
必要である。

これからは都市から農村へと伝統回帰の時代である。

コミュニティの崩壊を新しい形を取り入れながら昔の形態に戻るべきである。

窮屈な都会よりも田舎の方が可能性にあふれている。

地方創生のヒントがありました。

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2017.09.09 Sat l 未分類 l コメント (0) トラックバック (0) l top